焼いてススがついたものを削ってきれいにして完成。
結構手がかかっているでしょ。
人の手が直接3度4度とつみ直したり削ったりするので、
ハンドメイド感がでまくりのものができるのですね。
工業製品とは正反対の工程です。
今もまだあるのかなぁ。

2009.07.30ブログー海外関係
昔、とはいっても5年~6年前の話ですが、インドネシアに行って際、
向こうの伝統的なレンガの製作工場を見学しました。
なんと「機械」というか「電気」を使うようなものは一切ありませんでした!
土を掘り、コネ、型をとり、干し、焼く だけです。
化石燃料の使用ゼロ。
このレンガをラインナップに加えるべくシュミレーションしましたが、
このオール手作りの渋さを理解してもらえるのは
本当に一握りの方になりそうなので商品化はしませんでした。
形も焼き具合も不揃いはもとより、硬さも機械性より脆い。
いつでもホームセンターで買えるレンガを比べたら・・・
考えると悩ましい判断でした。
画像や映像はなんか貴重が気がするので、
皆さんに共有したいと思います。
DIYが好きな方は自家製レンガをつくって自宅に使う!
というハイレベルなことも出来ないこともないかもしれません(笑)

↑田んぼの横っちょのほじくって土を取り出しておりました。
その横に作業場、焼き場が作られます。

↑↓レンガの型を取る道具。きわめて原始的ですね。
大判から切り出すのではなく、一個一個型をとることに驚きです。

インドネシアでレンガ造りを見学1 音声無し

↓↑干しますが、スコールとかのことは考慮しません。ほったらかし。
こういうピシッと並んでいるのを見ると几帳面な気がするのですが・・・


↑焼き場へつみ直し。

↑ガソリンとか高いものは使いません。
「撒き」
インドネシアでレンガ造りを見学2 音声無し




焼いてススがついたものを削ってきれいにして完成。
結構手がかかっているでしょ。
人の手が直接3度4度とつみ直したり削ったりするので、
ハンドメイド感がでまくりのものができるのですね。
工業製品とは正反対の工程です。
今もまだあるのかなぁ。