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2006.09.21ブログー化学物質過敏症など

ためしてガッテン でのシックハウス症候群の特集

2006年9月20日(水)PM8:00 NHKの『ためしてガッテン』で

 

シックハウスについての特集が放映されました。

 

その中で我々が取り組んでいる『ケミレスタウンプロジェクト』のことも紹介されましたし、プロジェクトのリーダーである森教授もコメントが入りました。

 

さすがはTV、内容はわかりやすく、よくまとまっています。

 

中でも「湿度計」を家にたくさん置き、湿度を管理しましょうという私の主張と同じことをTVでも言ってありました。ちなみに我が家には1LDKで3つも湿度計があります。

 

 

 

番組序盤にクイズがあり、結構使えるデータもありました。

 

「ヒトが一日吸い込む空気の量は1万リットルであり重さにすると15キロの空気」
参考までに 水は平均1キロ/1日を摂取

 

 

 

部屋の水分、湿気を高めてしまうのはどの作業が一番多いか?

 

1、洗濯物を部屋干しした際の湿気
2、料理中の湿気
3、風呂場の開け閉めの際の湿気

 

答えは部屋干しした洗濯物の湿気が一番多いようです。

 

私はてっきりお風呂だと思いました。

 

部屋干しの際は、除湿機はいつもかけるようにしているのでこれからも続けるようにしないといけません。

 

 

 

番組では湿度計置き場所にも注意をするべきと警告してあります。

 

冷蔵庫のよこの隙間

 

靴箱
トイレ、
押入れ
キッチン台 などに湿気が高いようです。

 

そして、その湿気の多い場所が
TVOCの量が多い場所とリンクするようです。

 

 

 

これらのお部屋の中の有害な空気をきれいに掃除するための提案として
「扇風機」があげられました。

 

 

 

締め切った押入れの中は湿度が80%以上あったところが

 

扇風機をあてると62%にさがったようです。当然といえば当然。

 

しかし、なかなか「押入れ」の隙間に扇風機を向けるという行為は

 

よっぽどのことがない限りはしないものです。

 

このTVおかげでクローゼットの中にも湿度計を置きデータをとってみたくなりました。

 

もし湿度が高ければ即トライです。漆喰とムク材のクローゼットドアなので大丈夫なのですが、ぶっちゃけ物を詰め込みすぎているのでちょっと気になります。

 

 

 

 

 

ガッテンのまとめでは

 

 

 

まず湿度計で湿度の高い場所・TVOCのよどみのある場所を「発見」し、

 

扇風機で1日1回湿度を「かき出し」

 

かつ

 

風の道をつくってかき出された空気を「換気」をしましょう

 

というのが今回の提言のようです。

 

 

 

これらのことは無添加住宅であったも、当然とりくんでもらったほうがよいことです。

 

漆喰、ムク材にいくら調湿効果があるとしても、万能なわけではありません。

 

間取りや立地にもよるでしょうし、「住まいかた」により不適切な住環境になってしまうかもしれません。

 

番組中でもありました家具や電化製品からも有害なものが発生しております。

 

それらが原因でシックハウスや化学物質過敏症になってしまう事態も報告され裁判になり販売会社やメーカーが敗訴する判例も出ております。

 

無添加住宅に住んでも、それらの事後の持ち込み家具や家電が原因で具合が悪くなったりしたら、何をしていることがわからなくなります。

 

お客様にご提案させてもらうと共にお客様もこれらのことに関心を持っていただくことがより健康的な「住まう」環境が整っていくのだと思います。